■卒業25年記念事業
128三田会会員の皆さまへ
(「卒業25年記念事業実行委員会の想い」より)
このたびの東日本大震災により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
128三田会の卒業25年記念事業を実行するにあたり、実行委員会の想いをお伝えしたいと思います。
私たちは一昨年に「卒業25年記念事業実行委員会」を結成し、活動を始めました。久しぶりに集まると、やっぱり慶應義塾でよかったよね、慶應の仲間がいてよかったよね、誰もがそう言いました。私たちのビジョン、「ひとりでも多くの仲間に賛同していただき、ひとりでも多くの仲間に参加していただきたい」はそのようななか自然と決まりました。
考え方も決まり、本年5月21日にキックオフ同窓会の開催を決定・・・そのご案内を発送する矢先の3月11日に東日本大震災が発生しました。「日本全体がこんな非常事態のときに、大学卒業25年という慶事を進めてよいのか」「いま私たち128三田会ができることは何なのか」私たちの気持ちをあらためてひとつにするのには困難を極めました。
仕事の合間を縫って、何日も、何時間も議論を重ねてきました。そうした議論を経て私たちが到達した結論は、このような情勢だからこそ、諸先輩方が卒業25年記念事業において歴代積み重ねられてきたスタイルや手法にこだわらず、「変えるべきは変える。」ということでした。
今回の震災の体験はあらためて、仲間とのつながり、社会人として生きてきた25年間の足跡、そしていま自分たちが社会のためにできること、を深く考える機会を与えてくれました。
こんなときだからこそ、25年の時間を越えてまたみんなで集まりませんか?
この25年で経験した楽しかったこと、つらかったことを語り合いませんか?
自分たちで考えて行動することを忘れずに、身の丈でできることをひとつひとつ形にしていく、そんな128三田会でありたいと思います。
これからも、私たちらしく。
128だからできること。
<128三田会卒業25年事業概要>
2012年3月23日(金)、私たち128三田会会員は大学卒業式に慶應義塾より正式に招待されます。
1.2012年3月18日(日)、大同窓会を開催します。
一次会を延長し二次会をなくすことにより、例年より会費を下げて「ひとりでも多く」の仲間が集う日となることを目指しています。
2.卒業25周年記念事業として募金活動を行います。。
私たちらしい募金目的(被災学生向け奨学金)、時勢を鑑みた例年より低い目標金額、募金の本来のあり方と卒業25年記念事業の本来の趣旨を重視した募金金額の考え方で活動を展開します。また歴代初めてクレジットカードでの募金システムを導入いたします。「ひとりでも多く」の仲間にご賛同いただけるよう、内容、手法ともに見直しました。
3.128三田会記念誌を発行します。
例年の個人名以外の個人情報を掲載することをやめ、在学時や同窓会の写真を多く掲載するなどして、より魅力ある記念誌にしたいと考えています。「ひとりでも多く」の仲間とつながれるコンテンツを考案中です。